« 真流行り神 | トップページ | 真流行り神を終えて② »

2014年8月11日 (月)

真流行り神を終えて

どうも高橋です☆

というわけで、真流行り神を一通りプレイしてみました☆

隠しシナリオも含め全9本をSランククリアして、データベース及び隙間録も全て100%にしたので、もういいかな・・・

というわけで、前回に引き続きプレイした感想をお送りしてきたいと思います。

あ、まだエンディングリストは70%くらいで全部埋めていませんのであしからず。

 

ちなみに今、予約特典のサントラを聴きながらこのブログを書いています。

今回音楽がなかなかかっこいいね☆ライアーズアート戦の曲がイカス!

 

さてさて

 

まず皆様にお断りしておかなければならない事が三つあります。

一つ目は、この感想はあくまで私個人の感想であり、なんら本作品の本質を揺るがすものではないという事。

流行り神風にいえば、friend of a friend 「友達の友達」。いわゆる都市伝説の類が伝聞される時の形式ですが、そのような感じで受け取っていただければ恐縮です。

 

二つ目は、この感想はおおいにネタバレを含んでいます。これからゲームを楽しみたいと思う方はけして見ないで下さい。

さらにこの感想は、皆様がプレイしているという前提のもとで話しますので、もしかしたら未プレイの方にはよくわからない内容となっているかもしれない事をお断りしておきます。

 

そして三つめですが、私はこの「流行り神」シリーズが大好きだということ。

そのうえで厳しい事も書いてしまうかもしれませんが、愛ゆえにだと思っていただければ幸いです。

 

とまあ、前置きはこのくらいにして、そろそろ本題に入りたいと思います。

 

まずは全体的な感想として、

本作品は、雰囲気こそ従来を踏襲したものではあるが、全くの別ゲームだという印象。

まあ、全くの別ゲームというのは言い過ぎかもしれませんが、おそらく本作は、前シリーズとは根本的に楽しみ方が違うのではないかと思います。

前シリーズは、推理を中心にオカルトと科学の混在した事件を解き明かしていき、両面から見て初めて事件の真相にたどり着くというホラーサスペンスだったのですが、本作は、推理という場面が極端に少なく、読み進めていくと、勝手に犯人が出てきます。

 

その違いを決定づけているのが、前作の「セルフクエスチョン」と、今作の「ライアーズアート」ではないかと思います。

つまり今作は、「ホラーサスペンス+謎解き」を楽しむゲームではなく、「ホラー+心理戦での駆け引き」を楽しむゲームなのではないでしょうか。

 

それがわかれば楽しみ方もおのずとわかってくるものですが、ここで問題なのが、この「ライアーズアート」

 

前回のブログでも書きましたが、このライアーズアートがいかんせんわかりずらい。

3つのキーワードから一つを選び、対話相手に投げかけ、心理を揺さぶるというものですが、キーワードから会話の予測がたちづらく、そのため正解の時でも「してやったり感」が無く、間違えた時には「理不尽感」すらわきあがる。

 

このあたりが今回のキモのはずなんですが、もう少しなんとかできなかったものか・・・ライアーズアート自体のコンセプトはとても面白いと思うのですが・・・

 

あと、これに関連してくると思われますが、主人公に虚言癖があるという設定に少し違和感。

本作ではシナリオの分岐が横軸で巻き起こり、シナリオごとに主人公の立ち位置が若干ちがってくるため、もしかしたら特定のシナリオのみの話かもしれませんが、特別主人公に虚言癖があるとは感じませんでした。

美鈴が主人公の事を「まわりに同調するのが得意で、いつも皆の顔色を伺い嘘ばかりついてる」みたいな事を言ってましたが、個人的な印象としては、わりと言いたい事もずけずけ言って、自分の決めた事は絶対やるみたいなキャラではないかと・・・

 

おそらくライアーズアートに説得力を持たせる為の設定だと思われますが、それ以外のストーリーの中で、いまいち設定が機能していないような気がしたのは私だけでしょうか。

むしろプロファイリングのエキスパートみたいな事でもよかったのかな?でもそれだとあまり主人公に不器用な事もさせられないか。う~む・・・

あと、関本が言ってた、「主人公の過去には死の影がつきまとっている」という、思わせぶりな話はなんだったのでしょうか?

結局そんな話は最後まで出てこなかったような気がするのですが・・・

一応、なんらかの組織が動いているというのはチラチラ出てきましたが、続編への布石という事でしょうか?

つかこれ続編出るとしたら、どのシナリオ採用するんでしょうね?おそらくブラインドマン編になるのでしょうが、それ以外のお話はなかった事にするのもどうかと・・・

 

せっかくなので、シナリオ面でも少し感想を。

本作には「ブラインドマン編」「生贄編」「人形編」「死臭編」「悪霊編」「パンデミック編」「洗脳編」「寄生虫編」「「秘密クラブ編」と9つのシナリオが収録されています。

新シリーズという事で、わりとベターなものがそろえられたなあというのが第一印象。

各シナリオの感想は、またおいおい書くとして、全体的にはイマイチ物足りないなあ・・・と・・・

というのも、前回ではこれでもかと敷き詰められていた「伏線」というものが、本作ではあまり用いられてないように感じました。

あとで思えば、あれはこういう事だったのか!という驚きが少なく、突然因果関係が明かされ終わり~みたいな。

これはもしかしたら、今回のコンセプトが「推理物」ではないので、純粋に怖い話を楽しんでもらおう・・・という事で意図的にやっているのかもしれませんが・・・

あと、今回のシナリオは、猟奇的なものや、人間の狂気みたいなものが多く、個人的にはもっと得体の知れない恐怖・・・前シリーズでいえば「さとるくん」みたいな恐怖が味わいたかったかな。

本作では、前述したように、シナリオが横軸で展開する為(かまいたち方式といえばわかりやすい?)シナリオによって登場人物の立ち位置や性質も大きく変わってくるのですが、この方式には色々と難点もあるように思います。

 

制作サイドにとっては、登場人物を使いまわせるというのは大きなメリットかもしれませんが、シナリオによってキャラの立ち位置や設定が本当に180度変わるので、感情移入できない上に混乱してきます。

その辺の設定を固定して、他のシナリオを作る事は難しかったのでしょうか?

選択肢によって、「もしあの時こっちの道を選んでいたら・・・」という展開なら納得いくのですが、設定そのものがかわっちゃうってのはちょっと・・・

 

わかりやすい例でいうと、あるシナリオでは血のつながりのない子を虐待している親がいるんですが、違う分岐シナリオでは、子(このシナリオでは実子)をかばって死ぬという場面があります。

本来泣ける場面も、他のシナリオでひどい事してるので、いまいち素直に感動できない。

このような例がたくさんあり、そういう意味で感情移入できないというわけです。

しかし、誰も信用できないという状況を意図的に作り出しているともいえるので、そういう意味ではアリなのかもしれません

 

あともう一つの横軸の弊害として、同じようなやりとりがシナリオごとに毎回あるという事です。

具体的に言うと、

不可思議な事件が起きる→都市伝説専門の教授による事件への見解(たいていこの見解はあたっている)→しかしオカルトっぽいことには理解を示さない主人公

 

もちろんこれは大前提として話の発展には必要なものなのでしょうが、何本かめのシナリオにもなると、「いいかげん頭のかてえヤツだな!」と主人公に言いたくなりますw

当然違うシナリオではイチからの体験になっているので、この主人公の反応は当たり前なのでしょうが、何回も同じようなやりとりしてるとイライラしてきます。

 

なんて書いてたら、すごい長くなっちゃいましたので、今回はこの辺でw

そういうわけで、前シリーズのような推理物としての展開を期待していた私としては、いささかの違和感と物足りなさを禁じえないわけなのでありますが、これはこれで面白い作品なのではないでしょうか☆

 

なんだかんだいいつつ、最後までやっちゃったというのは、そういう事ですよね^^;

 

次回は各シナリオのインプレッションでもお届けしようかと思います☆

|

« 真流行り神 | トップページ | 真流行り神を終えて② »

ゲーム」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1379446/57053108

この記事へのトラックバック一覧です: 真流行り神を終えて:

« 真流行り神 | トップページ | 真流行り神を終えて② »